2024.06.11 584 View
結婚指輪におすすめの太さは何mm?幅ごとに詳しく解説
結婚指輪を購入する際、指輪の幅をどのくらいのものにしようか悩む方も多いのではないでしょうか。
指輪の幅は細いものから太いものまであり、大体2.0〜5.0mmが一般的です。どの幅を選ぶと良いかは、手が大きく指ががっしりとした男性に似合う太さのもの、手が小さく華奢な指の女性のほうがしっくりくる太さのものなど、手の大きさや指の形状によっても少違ってきます。
ここでは、指輪の幅とそれに合う指の形など、結婚指輪を選ぶ際に参考となる情報をご紹介します。
【婚約指輪と結婚指輪】ジュエリーデザイナーが教える人気のデザインと選び方
結婚指輪の意味 結婚指輪は、婚姻を結んだパートナーどうしが互いの薬指に付けるものです。 その起源は古代エジプトや古代ローマにまで遡り、その意味は円形の指輪は永遠を、左手の薬...
目次
結婚指輪の意味
結婚指輪は、婚姻を結んだパートナーどうしが互いの薬指に付けるものです。
その起源は古代エジプトや古代ローマにまで遡り、その意味は円形の指輪は永遠を、左手の薬指にはめるのは「愛の静脈」が通るとの信仰から来ています。
パートナーどうしが婚姻の際に指輪を交換する慣習は、キリスト教の布教とともに広がっていったものです。
キリスト教での結婚式は神聖なものとみなされていたため、指輪の交換も重要な儀式の位置づけでした。
現代、結婚指輪は愛と約束の象徴として重要視され、結婚した夫婦がお互いの永遠の愛と絆を示すために身につけます。
結婚指輪の太さはどのくらいがおすすめ?
一言で結婚指輪といっても、全部同じ形状ではありません。
幅も細いものから太いものまであり、それぞれ見た目も付け心地も違います。
ここでは、結婚指輪を選ぶ際に自分とパートナーには細い幅と太い幅のどちらが合っているのか、平均的なサイズの紹介と合わせて詳しく解説していきます。
結婚指輪を購入する際に参考にしてみてください。
幅が太い指輪の見た目と付け心地
指輪の幅が広いと存在感が大きく目立ちやすいのが特徴になっており、シンプルな地金のみでも指先にアクセントを加えてくれます。
その他に、幅が広い分、装飾性にも富んでおり、地金におしゃれな飾り彫りを入れられるのも魅力です。
ただし、幅の広さと比例して使用する金属の量も多くなるため重量感があるのと、金属が肌に触れる部分も多いので指輪を付けていることに慣れるまで違和感を覚えるかもしれません。
また、幅が広いと金属の部分が家具や食器と接触しやすく破損させてしまう場合があるので、日常生活での取り扱いに注意が必要です。
幅が細い指輪の見た目と付け心地
地金の幅が細いと指輪単体の装飾性は減りますが、シンプルで飽きの来ないデザインと、他の細身の指輪と組み合わせて重ね付けを楽しめる魅力があります。
細い幅の指輪は、使用している金属の量が少ないため、付けていても重さを感じないのもポイントです。
金属が肌に触れる部分も少ないため指輪着用時の違和感があまりなく、日常的に付けていても気にならないでしょう。
しかし、細身の指輪は見た目だけでなく、その形状の特性からとても繊細なつくりです。
幅が細い分だけ金属の強度も落ちるため、外からの圧力などで変形してしまう可能性があります。
平均的な結婚指輪の幅を選ぶなら
結婚指輪として平均的な指輪の幅といわれているのが2.5〜3.0mmです。
細くも太くもない2.5〜3.0mmの幅は程よい存在感のある指輪になっており、性別問わず違和感なく着用できます。
その他にも平均的な幅の指輪は手の大きさや指の太さをあまり気にする必要がなく、しっくりなじみやすいのがポイントです。
ある程度の幅がある指輪なので付け心地を考えると、内側の肌に触れる部分が角のない丸みのあるものを選ぶことをおすすめします。
指輪の内側が角になっていると、角の先端部分が肌に当たり、跡になったり痛みを感じたりする場合があるからです。
おすすめの指輪の幅7選
ここからは、結婚指輪として一般的といわれている2.0mm、2.5mm、3.0mm、3.5mm、4.0mm、4.5mm、5.0mmの7種類の幅についてのご紹介です。
それぞれの幅のメリットとデメリットを含めた特徴と、女性に向いているか男性に向いているかも合わせて解説していきます。
結婚指輪を選ぶ際にどのタイプが自分に合っているか迷ったら、ぜひ、参考にしてください。
2.0mm幅の場合
指輪の幅が2.0mmの場合は、細くて繊細なデザインが特徴です。
シンプルで洗練された見た目と、軽い付け心地が魅力ですが、その一方で、細すぎるため存在感が薄いため目立たないのと、圧力や衝撃に弱いなど耐久性が低い可能性があります。
女性が着用した場合は手や指の華奢さを強調し、エレガントな印象を与えてくれるのがポイントです。
男性の場合は細身のデザインが好みの場合は良いですが、手や指のサイズから見て指輪が目立ちにくいのが難点でしょう。
他の指輪と組み合わせて重ね付けを楽しむ場合は、男性の方も幅の細い指輪はおすすめです。
2.5mm幅の場合
2.5mm幅の指輪は、2.0mm幅の指輪と比べると耐久性が優れていますが、幅が太いものと比べると若干強度が落ち、破損しやすいのが難点です。
どちらかといえば細めの幅の指輪ですが適度な存在感があり、手にもなじみやすく自然な付け心地になっています。
女性の結婚指輪としては2.5mmが定番の幅ともいわれており、どの幅の指輪を選ぶべきか迷った際には、この幅のものを選ぶとよいでしょう。
また、細すぎない2.5mm幅の指輪は男性がつけても違和感がないため、カップルで同じデザインの結婚指輪を購入したい場合にもおすすめです。
3.0mm幅の場合
3.0mm幅は2.5mm幅と同様に女性の結婚指輪として定番の幅といわれています。
男女ともに指になじみやすい幅になっており、性別問わず着用できるのでパートナーとおそろいのデザインのものを選べるのがポイントです。
また、細くも太くもない幅の指輪のため地金の素材を楽しめるのも特徴で、2.5mmでは物足りないけど3.5mmでは太すぎると感じる方や、結婚指輪に存在感を求めている方におすすめします。
男性にもおすすめの幅ですが、指が太くがっしりとした手の方の場合は、多少、指輪の存在感が薄れてしまうかもしれません。
3.5mm幅の場合
3.5mm幅になると指輪の存在感が増すため、結婚指輪よりはカジュアルリングの印象が強くなります。
この幅になると、手が大きかったり、指が多少太かったりしても指輪の存在感を楽しめるのがポイントです。
幅がそれなりにあるので、地金に大きめの宝石を取り付けたり、模様彫りを施したりして好みのデザインにカスタマイズしてもよいでしょう。
このタイプは、指輪の幅が広くなった分だけ重量も増えているので、着用時の重さが気になる場合もあります。
その他にも肌に触れる部分も広くなっており、指輪を付け慣れない方には違和感を覚えやすい幅です。
4.0mm幅の場合
4.0mm幅になると、カジュアルな印象が強くなるのと合わせて、かなり存在感が増す指輪になります。
デザイン性も高くなるため、オリジナリティのある指輪が好みの方におすすめです。
このくらいの幅になると、女性よりは手の大きい男性のほうがなじむでしょう。
女性で、特に手が小さく指も細い華奢な方は、どうしても指輪の存在感のほうが勝ってしまい、指とのバランスが悪くなってしまうかもしれません。
また、重量も増え、肌に触れる面積も多くなるので着用感が重めの指輪です。
指輪の着用に慣れるまでは、少々煩わしく感じることもあります。
4.5mm幅の場合
4.5mm幅は重厚で強い存在感があるのと、地金の素材や取り付ける宝石も目立ちやすいのが特徴になっており、ゴージャスなイメージが魅力的な指輪です。
太い幅の指輪は女性よりも、男性の指のほうがなじみやすいのが特徴になっています。
地金の幅が広いこともあり、着用時に圧迫感があるのでしっかりとした付け心地が好みの方にもおすすめです。
ただし、窮屈さを感じるようなら指輪のサイズを少し大きめのものを選ぶとよいでしょう。
また、幅の広さに比例して、指輪の重量も増すので、購入前の試着では重さも気にならないかも確認してください。
5.0mm幅の場合
5.0mm幅は、結婚指輪として一般的といわれている幅のなかでも最大のものです。
幅が広いので目立つような大きい宝石を取り付けたり、大小さまざまな刻印や模様を彫り込んだりも可能で、デザイン性が高いのが特徴になっています。
また、遠めでも分かるほど存在感のある指輪のため、ファッションリングにもおすすめです。
このサイズの指輪は着用時に少々きつく感じることがあるため、通常よりも1サイズ上のものを選ぶのがポイントです。
ただし、幅が広い分、彫り込んだ模様や取り付けた宝石に傷や汚れが付いた際には目立ちやすいので、定期的にメンテナンスをしましょう。
指のタイプ別おすすめの指輪
指輪を購入する際の1番は好みのデザインを選ぶことですが、それ以外にも自分やパートナーの指になじみやすく似合うものをと考える方も多いのではないでしょうか。
ここからは、細い指や太い指、指の長さ、関節の状態などをもとに、どの幅の指輪が合うのか解説していきます。
ご自身やパートナーの指のタイプを知れば、自分たちにピッタリ合う指輪を見つけやすくなるでしょう。
太くて短い指
ふくよかな見た目の太くて短い指は、赤ちゃんのようにかわいらしい印象を与えます。
その他に、太い指がむくむと指輪が食い込んで見た目が気になる方もいるのではないでしょうか。
太くて短い指の方は、指の太さを強調してしまいやすい幅が極端に細いものや太いものは避けましょう。
このタイプの指の人に合うのは、指になじみやすく見た目のバランスも良い平均的な2.5〜3.0mm幅か少し太めの4.0mm幅の指輪です。
デザインもあまりボリューム感のないシンプルなものや、V字、波型になっているものがスッキリと見えるのでおすすめです。
太くて長い指
がっしりとした印象の太くて長い指の方は、指の存在感に負けないデザインの指輪を選びましょう。
指輪の幅は4.0〜5.0mmの太いものが適度な存在感があり、指になじみやすいのが特徴です。
この指のタイプは大きめの宝石が付いていたり、模様や刻印が彫り込んであったりするなど、ボリュームのあるデザインが似合うため、華やかでファッション性に富んだ指輪を楽しめます。
逆に、華奢なデザインで細身の指輪だと目立ちにくく、指の存在感に負けてしまいやすいので避けたほうが無難でしょう。
幅の細い指輪が好みの場合は、他の指輪と重ね付けすると指先が華やいでおしゃれです。
細くて短い指
華奢な印象がある、細くて短い指の方には幅の太いものよりも細身の指輪のほうが相性は良いでしょう。
このタイプの指の方には、指輪の幅が平均よりも細い2.0〜3.0mm幅のものが程よい存在感があり、向いています。
幅が広くボリュームのあるデザインの指輪は、指輪の存在感が大きすぎて指に対して見た目のバランスが少々悪く感じるかもしれません。
着用する方の好みもありますが、ストレートラインやセンターストーンのものなど、ボリュームのあるデザインよりはシンプルなもの、華奢で繊細なデザインの指輪のほうが、細く短い指になじみやすくおすすめです。
細くて長い指
すらっとした指が魅力的な細くて長い指の方は、細めから太めまでどの幅の指輪もなじみやすいのが特徴です。
華奢でシンプルな幅の細い指輪だけでなく、すらっとした指が映えるような華やかでデザイン性に富んだ指輪もこのタイプの方には向いています。
ただし、ボリューム感のあるデザインだと指輪の存在感が大きすぎて、魅力のはずの指の細さが悪目立ちして貧弱な印象になってしまいがちです。
基本的に自分やパートナーの好みの指輪を選べますが、幅が太くボリューム感のあるデザインの指輪を選ぶ際には購入前に試着してバランスを見るとよいでしょう。
関節が骨ばっている指
指自体は細くても関節が骨ばっている指の方は、ごつごつした印象をカバーできるような幅が広くボリュームのあるデザインの指輪がおすすめです。
関節が出ていると、どうしても視線がそちらへ行くため、幅が細くシンプルなデザインの指輪だと存在感が薄くなってしまいます。
指輪は関節と指の付け根の差を目立たなくするようなものを選ぶのがポイントです
また、指輪のサイズを選ぶ際には関節の太さで測るため、指輪を付けると指の根元の部分が緩く浮いてしまいます。
そのため、細いものよりもフィット感のしっかりとした幅が広い指輪のほうが安定した着用感を得られるでしょう。
後悔しない選び方のポイント
結婚指輪を選ぶ際に後悔しないためには、自分やパートナーの好みのデザインだけでなく、長く付けるものなので耐久性など考慮する部分がいくつかあります。
まずは、付けていてストレスを感じにくい着用感の指輪を選びましょう。
次に、年齢を重ねるうちに体重の増減や加齢による体形の変化などで、指の太さが変わる場合があるため、指輪を購入する際にはサイズ直しをしやすい形状のものをおすすめします。
また、金属の経年劣化による汚損や破損も考えられるため、傷や汚れに強いもの、お手入れがしやすいデザインのものを選ぶのもポイントです。
特に、考慮すべき点は、若いときだけでなく年齢を重ねてからも付け続けるため、飽きの来ないどの年代になってもしっくりくるデザインの指輪を選ぶのが望ましいでしょう。
まとめ
結婚指輪は2人の愛と絆を象徴する指輪です。
長く着用し続ける指輪を選ぶ際には、好みのデザインや耐久性、お手入れのしやすさなど考慮することが多くあり、あとから後悔しないためにも購入には慎重になってしまいます。
そのようなときには、どのような種類の指輪があるかインターネットショップのカタログを参考にするのも有効です。
結婚指輪の購入を検討する際には、ぜひ、WAKO BRIDAL(和光ブライダル)のサイトを覗いてみてください。
2人にピッタリな指輪が、きっと見つかるでしょう。
あなたにおすすめの結婚指輪
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