2024.06.06 413 View
エンゲージリングとは?役割・選び方・事前に知っておくべきポイントを紹介!
エンゲージリングとは、プロポーズの際に贈られる婚約指輪のことです。
カップルの愛情や結婚への意思を表すシンボルといえるため、「慎重に選びたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
素材やデザイン、価格など、選ぶ際のポイントは多岐にわたるため、理想のエンゲージリングを相手に贈るためには、しっかりとした知識が必要です。
この記事では、エンゲージリングの意味や役割、選び方のポイントまで詳しく解説します。
【婚約指輪と結婚指輪】ジュエリーデザイナーが教える人気のデザインと選び方
エンゲージリングとは エンゲージリングとは、プロポーズの際に贈られる婚約指輪を指します。 二人の愛情や結婚への意思を表すシンボルとして、古くからエンゲージリングを贈...
目次
エンゲージリングとは
エンゲージリングとは、プロポーズの際に贈られる婚約指輪を指します。
二人の愛情や結婚への意思を表すシンボルとして、古くからエンゲージリングを贈る文化は大切にされてきました。
一般的に結婚を申し込む際に、プロポーズの言葉と共にエンゲージリングを贈ります。女性の左手薬指につけることが多く、ダイヤモンドを中心とした華やかなデザインが人気です。
近年では、カップル二人の好みに合わせて、様々な素材やデザインのエンゲージリングが選ばれています。
マリッジリングとの違い
エンゲージリングとマリッジリングは、相手に贈るタイミングが異なります。
マリッジリングとは、結婚の証としてお互いに交換して渡す結婚指輪で、エンゲージリングはプロポーズの際に贈り、婚約の証としての役割を果たす指輪です。
対して、マリッジリングは基本的に結婚式で交換し、夫婦の絆を象徴する指輪となります。
デザイン面でも違いがあり、エンゲージリングは華やかさを重視する一方、マリッジリングはシンプルで日常使いしやすいものが好まれる傾向にあります。以下がエンゲージリングとマリッジリングの特徴です。
エンゲージリング:プロポーズの際に贈る婚約の証となる指輪で、華やかさなデザインが主流
結婚式で交換し夫婦の絆を象徴する指輪で、シンプルで日常使いしやすいデザインが主流
エンゲージリングの歴史
エンゲージリングの起源は、古代エジプトまでさかのぼると言われています。
当時、結婚を意味する象形文字は円のような形であったことから、結婚をする際は円形の麻をお互いに交換していました。
古代ローマでは鉄製の指輪が婚約の証とされるようになり、その後、金やシルバーの指輪へと移り変わりました。
時を経て15世紀のヨーロッパでダイヤモンドを使用したエンゲージリングが登場し、1960年頃に日本でエンゲージリングを贈る習慣が定着したと言われています。
このような歴史を辿り、現代の多種多様なエンゲージリングが生み出されています。
エンゲージリングにおける4つの役割
エンゲージリングは、単なるアクセサリー以上の特別な意味を持っています。ここでは、エンゲージリングにおける4つの役割について解説します。
結婚を実感できる
エンゲージリングを普段から身に着けることで、ふとしたタイミングで結婚を実感できます。指輪を見るたびにお互いへの愛情を確認でき、結婚生活の実感がより強まるはずです。
また、エンゲージリングはカップルが未来を想像し、新たな生活への準備を進めるきっかけにもなります。
婚約の証となり周りに伝わる
エンゲージリングは婚約の証としての役割も担っています。
一般的に「左手薬指に指輪をしている=パートナーがいる」という認識が浸透しているため、普段からエンゲージリングを身に着けておけば、婚約者がいることが自然と周りに伝わります。
職場や友人関係においても、エンゲージリングを通じて婚約の事実を知らせることが可能です。エンゲージリングを介して喜びを分かち合えるだけでなく、お互いの安心感にもつながります。
プロポーズの思い出を形として残しておける
エンゲージリングは、プロポーズの感動的な瞬間を形に残すアイテムでもあります。指輪を見るたびに、ロマンチックな雰囲気や、特別な思い出が蘇ってくるでしょう。
エンゲージリングを身に着けておけば、二人の心に刻まれた大切な瞬間を、いつまでも思い返すことができます。
プロポーズの感動を色褪せることなく留めておける…それがエンゲージリングの魅力といえます。
特別なデートに着けて行ける
エンゲージリングは特別なデートに着けて行くこともできます。
一般的には、「結婚前の婚約期間に着けるもの」ともいわれますが、結婚後でもさまざまな場面で身に着けられます。
エンゲージリングの使用シーンの一例は以下の通りです。
夫婦二人の記念日
友人の結婚式
子どもの入学式
お祝いの席にエンゲージリングを身に着けて出かければ、いつもとは違う特別な雰囲気を演出できるでしょう。
また、指輪を通じて夫婦の絆の深さを周りの人にアピールすることもできます。
エンゲージリング購入前に知っておくべきポイント
エンゲージリングはプロポーズの際に贈る大切な指輪だからこそ、購入前に知っておきたいポイントがいくつかあります。
エンゲージリングに込められた意味や費用相場を理解しておくことで、二人にとって最適な指輪を選ぶことができるでしょう。
ここでは、エンゲージリングを購入する前に知っておくべきポイントを5つ解説します。
左手の薬指に着ける理由
そもそも何故、エンゲージリングは左手の薬指に着けるのでしょうか。その理由は、古代エジプトの時代にまでさかのぼります。
当時、左手の薬指には「心臓に直接つながる太い血管がある」と信じられ、薬指には愛のエネルギーが流れているといわれていました。
その信仰をもとに、「愛する人への想いを示すために薬指に指輪を着ける」という習慣が生まれたのです。現代でも、多くの人がエンゲージリングを左手の薬指に着けています。
エンゲージリングを身に着けるタイミング
エンゲージリングを身に着けるタイミングは、婚約してから結婚式までが一般的です。
結婚式当日には、マリッジリングをお互いの指に着けることになるため、エンゲージリングは薬指から外したり移動させたりします。
デザインや好みによっては、マリッジリングと重ねて着ける方もいます。もちろん、結婚式後も日常的にエンゲージリングを身に着けても違和感はありません。
エンゲージリングの相場費用
エンゲージリングの相場は、30〜40万円だとされています。
以前は「エンゲージリングの相場=給料3ヶ月分」というイメージが定着していましたが、現在では給料1ヶ月分程度が相場となっています。
ただし、この金額はあくまで相場であり、実際の予算はお互いの経済状況に合わせて決めましょう。大切なシンボルですが、無理のない範囲で選ぶことが何より大切です。
刻印を入れると特別感を演出できる
エンゲージリングに刻印を入れることで、より特別感のある指輪にすることができます。
例えば、お互いのイニシャルや記念日の日付、メッセージを刻印する方が多く、愛称やプロポーズの言葉を刻む人もいます。
世界にひとつだけのオリジナルリングを作成すれば、かけがえのない思い出を記録できると同時に、特別感を演出できます。
エンゲージリングに刻印を入れる場合は、デザインとの兼ね合いを考えることが大切です。デザインを邪魔しないよう、適切な位置や大きさを選びましょう。
指輪選びは早めに動く
エンゲージリングを選ぶなら、早めに行動することが重要です。理由としては以下の2点が挙げられます。
オーダーメイドの場合は仕上がりまでに1〜2ヶ月程度かかる
人気のデザインは売り切れてしまう可能性がある
特別な指輪を納得いくまで選ぶためにも、あらかじめ時間に余裕を持って動き出すことが大切です。
希望のデザインや予算などを店舗のスタッフに早めに伝えておけば、理想的な指輪に出会える可能性が広がります。
プロポーズの時期が決まったら、できるだけ早めにエンゲージリングを選びましょう。
エンゲージリングの選び方
エンゲージリングを選ぶ際は、予算や素材、デザインなど、さまざまな観点から検討することが大切です。
二人の思い出に残る特別な指輪を選ぶためにも、しっかりと下調べをしてから購入することをおすすめします。
ここでは、エンゲージリングを選ぶ際のポイントを5つ解説します。
指輪の費用
エンゲージリングの一般的な費用相場は30〜40万円程度ですが、素材やデザイン、ブランドによって大きく変動します。
高価なダイヤモンドを使用した指輪は、100万円を超えることもあるでしょう。
ご自身が指輪を購入する場合は、金銭状況や相手の好みに合わせて、その範囲内で理想的な指輪を探すことが重要です。
無理のない金額設定で、二人が納得のいく指輪を選びましょう。
使用されている素材
エンゲージリングの素材は、主にプラチナ、ゴールド、シルバーが使用されています。各素材によって特徴が異なるため、特徴を理解した上で選ぶことを推奨します。
各素材ごとの特徴は以下の通りです。
プラチナ:希少価値が高く、硬度があるため長く愛用できる
ゴールド:柔軟性があり、肌なじみが良い
シルバー:比較的リーズナブルで、カジュアルな雰囲気を演出できる
ゴールドの場合、ピンクやイエロー、ホワイトなど、色にバリエーションがあるため、その点も踏まえて選ぶようにしましょう。
贈る相手のライフスタイルや好みに合わせて選ぶことが大切です。
指輪のデザイン
エンゲージリング選びで迷ったら、指輪のデザインに着目しましょう。
指輪のデザインは多種多様で、定番のシンプルなものから、華やかで個性的なものまで幅広いバリエーションがあります。
選び方のひとつとして、普段から身に着けやすいデザインで選ぶというものがあります。
例えば、ひと粒のダイヤモンドが埋め込まれた立て爪デザインの指輪であれば、日常生活で使用しても特に違和感はありません。
また、パヴェやメレダイヤモンドを取り入れたものなども、定番として親しまれています。
デザインの選択は、二人の好みを反映させることが何より大切です。お互いの意見を出し合い、納得のいくデザインを選びましょう。
近年の人気傾向
指輪を選ぶ際に、近年の人気を考慮する手もあります。人気の指輪を選ぶことで、大きな失敗をするリスクを避けられます。
近年のエンゲージリングは、シンプルで洗練されたデザインが人気で、ミニマルなフォルムに、ひと粒のソリティアを組み合わせたものが主流です。
また、プラチナやホワイトゴールドなどの白い素材を使用したものも人気が高まっています。トレンドを意識しつつ、二人らしさを表現できるデザインを選ぶことがおすすめです。
サイズ直しの有無
エンゲージリングは長く身につけるものだからこそ、サイズ選びは慎重に行う必要があります。
しかし、将来的に指のサイズが変わる可能性もあるため、サイズ直しができるかどうかを確認することが大切です。
多くのジュエリーブランドでは、無料もしくは有料でサイズ直しに対応しています。
購入する際は、サイズ直しの料金体系や期間についても確認しておくと安心です。アフターサービスの充実度もチェックしておきましょう。
まとめ
本記事では、エンゲージリングの役割や購入前のポイント、指輪の選び方について解説しました。
エンゲージリングは、カップルの大切な思い出を形にする特別なアイテムです。二人の絆を深める大切な指輪を選ぶ際には、素材やデザインなどのこだわりが欠かせません。
WAKO BRIDAL(和光ブライダル)では、多種多様なエンゲージリングを販売しております。
上質なダイヤモンドを使用した華やかなデザインから、シンプルで洗練されたデザインまで、多彩なラインナップを展開しております。
確かな品質とアフターサービスで、大切なエンゲージリングを末永くサポートいたします。ぜひこの機会に、お気軽にお問い合わせください。
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