ダイヤモンドのシェイプとは？

ダイヤモンドには選び方の基準となるものがいくつかありますが、それがシェイプです。

シェイプはダイヤモンドを上から目にしたときの形を指します。

よく「シェイプ」と「カット」を混同されることが多いですが、「カット」はダイヤモンドの品質を評価する「4C」のひとつです。

この「4C」については以前もご紹介していますが、少し復習しておきましょう。

ダイヤモンドは、カラット（重さ）　カット（研磨）　クラリティ（透明度）　カラー（色）の4点から評価され、それぞれの頭文字から「4C」といわれています。

「カット」はダイヤモンドのバランス、対称性、研磨の完成度を指します。

ですので、シャイプはデザインに近いもので、選ぶときの好みに一番大きく影響するのかもしえません。

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定番のダイヤモンドのシェイプ

ダイヤモンドの指輪におけるシェイプの種類は実にさまざまあり30種類以上といわれています。

基本的にはダイヤモンドの原石の特性に合わせて、なるべく大きなカットスタイルにしたり、美しく見えるようようにされます。

こちらでは、婚約指輪で用いられること多く、女性から人気のダイヤモンドシェイプをご紹介していきましょう。

*ここで使用するカットは「4C」のカットのことではありません。紛らわしいですが、ご注意くださいね

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ラウンドブリリアント

丸型に仕上げられたダイヤモンドです。

このカットはおよそ100年にわたり研究されており、ダイヤモンドの輝きをさらに引き出すデザインといわされています。

婚約指輪のなかで最も多いデザインです。

美しい輝きを得ながら、「4C」のバランスを柔軟に選ぶことができることから、高い人気を誇っています。

プリンセス

こちらも好評なプリンセスカットのダイヤモンド。

ノンラウンドダイヤモンドのシルエットと浅いクラウンが特徴的です。

このシェイプは気品あふれる輝きと飽きのこないデザインであることから、婚約指輪に選ばれることが多いようです。

エメラルド

長方形にカットされた独特の輝き放つシェイプです。

ダイヤモンドの上面が大きく開放的なのでダイヤの透明感を楽しむことができるのも魅力のひとつ。

ただし、透明度が強調されるため、高いグレードが求められます。それをクリアできるのはすべてのダイヤモンドのなかでもわずか2％しかありません。

アンティークデザインの指輪にも比較的多く使用されているようです。

ハート

ロマンティックな愛情を象徴する愛らしいシェイプで個性的な存在感を生み出します。

かわいいデザインの婚約指輪が好みの女性にはぴったりではないでしょうか。ふたりの永遠の愛をハートで表したリングを身につけることで、充実の婚約期間が送れそうですね。

オーバル

ラウンドブリリアントと少し似た形で同じような輝きをもっていますが、楕円形に見せることで、実物のダイヤモンドをより大きく見せることができます。

マーキース

スレンダーなデザインが好みの女性におすすめです。

オーバルよりもさらにシェイプされているので指を長く細く見せる効果も期待できます。

ペア

西洋梨（ペア）の形状にカットされることから名称がついたといわれています。

また、一点が尖り、もう一方の端が丸く涙のしずくにも似ているので、ディアドロップと呼ばれることもあります。可憐な印象を与えるこのシェイプは多くの女性の心を魅了します。

ラディアン

エメラルドカットに、ラウンドブリリアントの輝きをもたせた立方体のダイヤモンド。

三角形の切子面が輝き魅力的な深みを醸し出し、ダイヤモンドの美しさをさらに強調します。

実にさまざまなシェイプがありますので、ダイヤモンドの品質ももちろん大事ですが、やはり見た目も大切にしたいですね。

実際にジュエリーショプに行く前に雑誌やインターネットから好みのシェイプを調べておきましょう。

好きな形状が明確になれば、ある程度絞ることができ、「目移りして決められない」という事態は避けられるでしょう。

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結婚準備で忙しいカップルにとって、時間は有効に使いたいものです。

そのためには事前準備は欠かせません。

慣れないダイヤモンドを購入するのですから、ある程度予習は必至です。

評価基準である「4C」と合わせて見た目を大きく左右するシェイプについて調べてから、ジュエリーショプに訪れましょう。

一生大事にできるとっておきの婚約指輪に見つけてくださいね。